オウムさんは緑色、金魚さんは赤色、ゾウさんは灰色、、みんなみんな、自分の色を持っている。
でも、カメレオンには自分だけの色がありません。
レモンの上にいたら黄色くなるし、紫のヤブにいれば同じ色に染まる。
色が変わる動物がいても良い。
新しい友達との出会いによって、カメレオンの常識や世界観がひっくり返り、最後はほっこりさせられます。
『A Color of His Own』英語絵本レビュー
自分の”色”を持っていないことに劣等感のようなものを持っているカメレオンですが、色々な場面で臨機応変に対応できるのは見方によっては好ましい事だと思います。
短い英文ながらも、自分らしく生きることや仲間の大切さが表現されている素敵な絵本です。
A Color of His Ownあらすじ
カメレオンは、他の動物のように決まった色を持っていないことが悩みでした。
自分の色が欲しくて、緑の葉の上にいれば、ずっと同じ色でいられると思いました。
しかし、季節が移り変わり、秋になると葉の色は変わり、カメレオンの色もかわってしまいます。
自分だけの色を持ちたくてさまよっていたカメレオンですが、もう一匹のカメレオンと友達になったことによって、自分の特性を楽しめるようになっていきます。
『A Color of His Own』を英語で読み聞かせ
読み始めは”オウムさんは緑色、金魚さんの色は赤・・”とゆう感じの短い文章で快調に読みすすめられます。
物語の中盤になると、文章がちょっと長くなるので英語に自信がないママにはちょっと難しいかな?とゆう印象です。
でもその分、心が豊かになれるようなしっかりした内容を読み聞かせすることができます。
英語苦手ママの私には読み聞かせはちょっと難しかしくて撃沈。また今度読むね~、とかお茶を濁して本を閉じました(泣。読む練習をして、子供が忘れた頃に再度読み聞かせに挑戦しました!
子供が2歳の時に読み聞かせしたので色や動物に焦点をあててお話していきましたが、もうちょっと大きくなったら季節の移り変わりによって葉っぱの色が変わることや、さらに小学生くらいになったらカメレオンの気持ちについて触れたりなど、子供の成長に合わせて長い期間読める奥の深い絵本だなと思います。
リーディングレベル
ページ数: 30ページ
絵本の総語数: 240
英語苦手ママが思う読み聞かせ対象年齢
0歳から何歳でもOK!
色使いがキレイなので赤ちゃんでも興味もってくれると思いますが、心の中を表現する考えさせられる部分もあるので、小学生でも充分共感しれくれるかな、と思います。
『A Color of His Own』読み聞かせ動画
A Color of His Ownの日本語訳絵本
『じぶんだけのいろ いろいろさがしたカメレオンのはなし』とゆうタイトルで日本語訳絵本が好学社から出ています。